M07.乱丁落丁お断り

君が見てるのは　タブレットのお顔

それは顔じゃない　ツルツルで冷たい

湿り気のある用水路

潜り込んでるみたいだな

頭イタい　半年後が見えない

行く後もなくゴミへと昇り行く

バーチャルな奴ら　血も涙もないよ

ボクは生身の紙で出来ているよ

大事な所　破けてる

水に浸せばフニャフニャと

頭イタい　半年後が見えない

行く後もなくゴミへと昇り行く

同じ繰り返し　十年後もこれか

行く後もなくゴミへと昇り行く

落ちて行く

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ある日、このタイトル「乱丁落丁お断り」と言う文句が

なぜか頭の中で無意味に繰り返されてたことがあり、

「これは曲にしろと言うことやな」と作曲。

普段、メジャーキーが多い自分だけど、マイナーキーで始めてみた。

歌詞は、元々が無意味な起源であるこの曲なので、

無意味な言葉を並べてみた。

ただ、なんとなく主人公は「本」か何かの紙であることは確か、です。

「半年後が見えない」のようなフレーズはまさに2020年春の自粛期間中の気分ですね。